産地 / Kyoto
経産省が指定する京都府の伝統的工芸品18品目。京仏壇・京仏具・京焼・清水焼・楽焼など、京都府が誇る匠の技を探せます。
京都府京都市を産地とする金仏壇の最高峰。もともと武士階級のものだった仏壇が一般家庭に広まったのは江戸時代初期で、徳川幕府の宗門改によって家庭用仏壇の需要が高まり産地として発展した。
京都府京都市で生産される仏具(りん・燭台・香炉・花立など)の総称。最澄・空海が活躍した8世紀頃に製作が始まったとされ、11世紀初頭には仏師が七条に「仏所」を開いて職人を集めたのが本
平安京の造営とともに本格的な生産が始まった、京都の陶磁器の総称。17世紀に野々村仁清が華やかな色絵磁器の様式を確立し、尾形乾山が独自の意匠で続いた。茶の湯文化と深く結びつき、繊細で
京都で生まれた茶道のための陶器。16世紀後半に千利休の指導のもと、瓦師の長次郎が創始したとされる。轆轤を使わず手でこねて形成する「手捏ね(てづくね)」技法が特徴で、低温で焼成される
京都市で生産される伝統人形の総称。平安時代の宮中文化から発展し、御所人形・賀茂人形・衣装人形・雛人形など多様な種類がある。上品な顔立ちと精巧な絹の衣装が特徴で、「人形の都」京都の技
京都府京都市伏見区の伏見稲荷大社門前で生まれた素焼き土人形。江戸時代初期から稲荷参詣者へのみやげ物として作られ、稲荷・宝船・狛犬・七福神など縁起物を題材とした素朴な表情と鮮やかな彩
京都府京都市北区の上賀茂神社の氏子たちが作り始めた木製の人形。木の節や自然の形を活かして動物や人物を彫り出す「木彫り」の技法が特徴で、木の素材感を大切にした素木(しらき)仕上げのも
京都で生産される染物。元禄年間(1688〜1704年)に扇絵師・宮崎友禅斎が考案した染色技法が起源。防染糊(糸目糊)を使い、筆で絵を描くように染め付けることで、繊細な絵画的文様を表
京都府京都市で生産される絞り染めの最高峰。絞り染めは千数百年前から宮廷衣装に使われており、室町〜江戸初期には辻が花染として盛んになり、江戸時代中期に鹿の子絞りの全盛期を迎えた。絹糸
京都で制作される絹糸・金糸・銀糸による高度な手刺繍で、平安時代から宮廷・神社仏閣の装束・幕・打掛などに施されてきた格調ある刺繍工芸。「相良刺繍」「割り繍」「菅縫い」など多様な刺繍技
京都で生産される金属工芸の総称。平安時代から仏具・装身具・茶道具など多岐にわたる金属工芸が制作されてきた。鍛金・彫金・鋳金・蝋型鋳造など多様な技法と、金・銀・銅・真鍮などを使った高
京都府京都市で生産される折りたたみ式扇子。平安時代の877年頃に木簡を束ねた「桧扇(ひおうぎ)」が起源とされ、その後紙扇へと発展した。扇骨の加工・地紙の制作・絵付け・貼り加工など複
京都府京都市で生産される柄と骨が別体の丸型うちわ。南北朝時代に朝鮮うちわ(朝鮮団扇)が倭寇を通じて西日本にもたらされ、紀州・大和を経て深草に伝わったのが始まりとされる。竹を細かく割
植物性の木蝋(もくろう)を原料とした日本伝統のろうそく。ハゼの実・ウルシの実などから採取した木蝋を、い草・和紙で作った芯(しん)に何度も重ねて塗り固めて作る。炎が大きく揺らぎ、すす
京都で制作される掛け軸・屏風・襖・巻物などの表具(表装)工芸。平安時代から宮廷・寺院の絵画・書を保護・展示するための表装技術として発展し、薄美濃紙・金箔・錦裂などの高級素材を組み合
京都で生産される木工品の総称。平安時代に始まりを持ち、室町時代以降に専門の指物師が現れ、茶道文化の確立とともに発展してきた。釘を使わず木を組み合わせる精密な「指物」技術が特徴で、無
平安時代以前に秦氏が伝えた機織り技術を源流とし、応仁の乱(1467年)で西軍が本陣を置いた地に職人が集まり「西陣」の名が生まれた。京都市北区を中心に生産される絹織物で、先染め糸をジ
京都府北部の丹後地方(京丹後市・宮津市など)で生産される絹の縮緬(ちりめん)織物。1720年(享保5年)に峰山藩の絹商人・絹屋佐平治が京都から技術を持ち帰り始めたとされる。国内の絹