楮・三椏・雁皮などの植物繊維から手漉きで作られる日本の伝統的な紙。越前和紙・美濃和紙・石州半紙・土佐和紙など、ユネスコ無形文化遺産に登録されたものも含む、世界に誇る紙の文化です。
Washi, Japanese handmade paper, is crafted from plant fibers such as kozo, mitsumata and gampi. Echizen Washi, Mino Washi, Sekishu Banshi and Tosa Washi are among the finest examples — several are recognized on UNESCO's Intangible Cultural Heritage list.
長野県飯山市(旧内山地区)で生産される手漉き和紙。江戸時代初期に美濃で製法を身に付けた職人が地元で漉き始めたのが起源とされ、産地の名から「内山紙」の名が定着した。多量の雪で楮を晒す
奈良県吉野郡吉野町で生産される手漉き和紙。奈良時代から続く由緒ある産地で、吉野山系の清流・吉野川の水と良質な楮を使って漉かれる。薄くて透明感があり強度も高い「吉野薄美濃」は文化財修
兵庫県西宮市名塩地区で生産される和紙。室町時代から続く歴史を持ち、楮(こうぞ)を原料とした「鳥の子紙」の名産地として発展してきた。しなやかで丈夫な名塩和紙は障子紙・表具紙・包装紙と
鳥取県青谷町・用瀬町で生産される手漉き和紙。平安時代初期から続く歴史を持ち、因幡・伯耆地方の清流と豊かな楮を利用して生産される。書道用紙・版画用紙・工芸品用紙として評価が高く、美術
高知県いの町(旧伊野町)・土佐市を中心に生産される手漉き和紙。平安時代から続く歴史を持ち、清流・仁淀川の伏流水を利用して生産される。楮・三椏・雁皮など多様な原料を使い、薄葉紙・書道
愛媛県大洲市で生産される手漉き和紙。肱川の清流を利用した和紙づくりが室町時代から続き、楮を主原料とした丈夫で白く美しい和紙として知られる。伊予国(現愛媛県)の和紙産地として発展し、
島根県浜田市三隅地区で生産される手漉き和紙。7世紀頃から始まったとされる長い歴史を持ち、楮(こうぞ)のみを原料とした「楮100%」の手漉き和紙が特徴。丈夫で保存性が高く、証書・書道
埼玉県比企郡小川町で生産される手漉き和紙。室町時代から続く歴史を持ち、雁皮(がんぴ)・三椏(みつまた)・楮を原料とする薄くて丈夫な高品質の和紙として知られる。2014年に「本美濃紙
岐阜県美濃市で生産される手漉き和紙。702年(大宝2年)の文書に記録される約1,300年の歴史を持つ。「薄くて丈夫」な美濃紙は障子紙として日本中に普及し、現在も障子紙・書道用紙・照
茨城県常陸大宮市で生産される手漉き和紙。楮100%を原料とし、那珂川水系の清流を利用して漉かれる和紙は「強くて美しい」ことで知られる。書道・版画・表装・修復用紙として高く評価され、
福井県越前市今立地区で生産される手漉き和紙。約1,500年の歴史を持ち、「紙の神」川上御前を祀る岡太神社・大滝神社が全国唯一の「紙の神社」として知られる。国内手漉き和紙産地シェアト
岐阜県飛騨市(旧吉城郡)で生産される手漉き和紙。飛騨山脈に囲まれた山間地の清流と寒冷な気候が、楮の栽培と和紙製造に適した環境を作り出す。飛騨の清潔な雪解け水を使って漉かれる和紙は白